【保存版】英語スピーキングの練習法(5選)-上達のコツ

スピーキング

英語のスキル(リスニングやリーディング、ライティング)が上達してきても、スピーキング力だけがなかなか向上しないという人は多いと思います。実際に私のまわりでも、難しい単語をたくさん知っていて、英語の文章もスラスラ読めるのに、なかなかスムーズに英語が話せない人はたくさんいます。

他の英語のスキルが上達していく中で、スピーキング力だけが伸び悩むのは良くあることです。

私もアメリカに移住してすぐの頃は、相手の言っていることはわかるのに、自分の言いたいことがなかなかうまく伝えられず、もどかしい思いをよくしました。

ですが、練習をコツコツ続けていると、自分の言いたいことを自由に英語で伝えることができるようになります。ここでは、私の経験も踏まえながら、スピーキング力が上達するコツ・練習法を紹介したいと思います。

スピーキングが上達するコツ

「スピーキングが上達するコツ」をインターネットで調べてみると、「文法知識をや語彙力、リーディング力に支えられて向上して…」 と難しい内容のものを見かけることがあります。もちろん文法も大切ですが、私が思うスピーキングが上達するコツはとてもシンプルです。

とにかく英語を話す。

これに尽きます!

実際に外国の人と英語を話してみたり、一人でブツブツ英語でひとり事を言ったり、とにかく英語を話すことがスピーキングの上達につながります。

本屋さんに行くと、「1週間で英語が話せるようになる」といったような英語のテキストをたくさん見かけますが、結局はコツコツ英語を話してみるしか上達の道はありません。私も、「とにかく英語を話す」ことを心がけて、スピーキングの練習をしていました。

その中でも、特に効果のあった練習方法を5つ紹介していきたいと思います。

スピーキングの練習方法-5選

以下が、私が試してみて、特に効果があったおすすめのスピーキングの練習方法です。

1.実際に英語を話してみる
2.一人でブツブツ「音読」する
3.瞬間英作文
4.言い換え
5.英語でひとり言

今すぐに全てやらなくてもいいので、できそうなものから挑戦してみてもらえればと思います。

1.実際に英語を話してみる

まずは、間違っても、めちゃくちゃな英語でもいいので、実際に英語を話してみて下さい。

スピーキング力を伸ばすには、文法の知識や語彙力が必要なのも事実です。

でも、アメリカの英会話教室に通っていると、自分よりも文法の知識や語彙力がないのに、自分よりもペラペラ英語を話す外国の人をたくさん見かけます。

その理由は、私を含め日本人は、文法の知識があっても、間違えるのが恥ずかしくてなかなか授業で発言することができないのに対して、他国の人は文法や英単語がわからなくても構わずどんどん話そうとするからです。

そして、どんどん英語を話す人は、ますます英語が話せるようになっていきます。

私はこの状況を肌で感じて、「文法など細かいことは言ってられない!とにかく話さなくては!」と思い、間違っていても恥ずかしくても、とにかく英語を話すことを心がけました。

そうすることで、「伝えること」を大切にするようになり、間違っても恥ずかしいとあまり思わなくなりました。

間違ってもいいので、とにかく英語を話してみて下さい。

時々、間違った英語を話している人を、陰でばかにする人がいます。そんな人は、自分も間違えることを恐れてなかなか英語を話そうとしないので、いつまで経っても英語が話せるようにはなりません。

もしあなたの英語をばかにする人がいたら、心の中で「この人は可哀そうだな」「いつまで経っても英語が話せないだろうな」と思って気にしないようにしましょう。

日本にいても、英語を話す機会は作ることができます。

・英会話カフェに行く
・英会話教室に通う
・道で困ってそうな外国の人に「Can I help you? Are you lost?(助けましょうか?道に迷っているの?)」と声をかける
・国際交流のイベントに参加する
・外国人が集まるお店(Irish barなど)に行く

など、積極的に英語を話す機会を作って、間違っても恥ずかしくても、とにかく英語を話してみて下さい。

こういった場所に、英語を勉強してから行くのではなく、今すぐ行ってみて下さい。もうすでに中学・高校でしっかり英語を勉強しているので、大丈夫です!

1人で行きにくいのであれば、英語に興味がありそうな知り合いに声をかけて一緒に出かけてみるのもいいです。私も、英語の勉強をはじめたばかりの頃は、友達と一緒に英会話カフェや国際交流のイベントに行っていました。

まずは、その一歩で大きく変わります。一歩踏み出してみて下さい。

2.一人でブツブツ「音読」する

日本にいて、毎日英語を話す機会を作るのは難しいかもしれません。ですが、一人で英語をブツブツ音読することはできます。私たちは普段日本語を話して生活しているので、口が英語を話すことに慣れていません。

ブツブツ音読することは、「英語を話すことに慣れるためのトレーニング」と思っていただければいいかと思います。

私は、英語の音声を真似して音読するのがとても好きです。

歌を歌うのが好きだからかもしれませんが、私にとって音読は、歌を歌ってるような感覚に近く楽しいです。しかし私が英語の勉強を始めてすぐの頃は、この音読練習がとても嫌いでした。

なぜなら、私が初めて挑戦した音読の練習法はこんな感じだったからです。

・毎日10個の英文を、1個10回づつ繰り返し音読する
・意味は考えなくていいし、覚えようとしなくていいからとにかく繰り返す

知り合いからこの練習方法を教えてもらい、言われた通りにやってみました。

拷問かと思いました。

めちゃめちゃつまらなくて、毎回、ものすごい睡魔に襲われたのです。毎回、練習の途中で仮眠をとるか、練習後に昼寝をしていました… なので音読練習はすごく嫌いだったのですが、音読の効果は感じていたので、何度もチャレンジしてみました。

そして、3年以上かけて音読のコツをつかみ、音読の練習が楽しくなっていったのです。そんな音読をする時のコツを4つ紹介しておきます。

① スムーズに音読できるまで繰り返す
② 正しい発音で音読する
③ ゆっくり丁寧に音読する
④ 文の意味、文法、構造を把握しながら音読する

① スムーズに音読できるまで繰り返す

音読をする時は、事前に決めた回数をくり返すのではなく、「スムーズに発音できるまで」くり返すようにします。

発音も意味も簡単な文だと、すぐスムーズに音読できるようになりますが、発音が難しく、意味も理解しにくい文は、なかなかスムーズに発音できません。

なかなか上手に音読できなかった文がスムーズに言えるようになると楽しいですし、スムーズに読むことに集中すると、何だかむきになってきて、音読をしていてもあまり眠気を感じなくなりました。

② 正しい発音で音読する

CD付きのフレーズ集やテキストを音読する場合は、CDを聞いて、その英語音声の発音を真似して音読してみます。英語ネイティブの英語は抑揚があるので、その抑揚を大げさに真似して発音すると楽しいので一度やってみて下さい。

楽しいだけでなく、ネイティブが英語を話す独特のリズムがつかめるようになるので、おおげさに抑揚をつけて音読するのは、何だか照れ臭い感じがしますが、とてもおすすめです。

それに発音も上達します。発音が上達するとリスニングも上達するので、良いことずくめです!

音声CDがない場合、私は辞書で発音を調べて練習していました。私は、“WISDOM” という辞書アプリをスマートフォンにダウンロードしているのですが、このアプリは再生ボタンを押すと、実際に単語を発音してくれるのでとても便利です。

この辞書アプリの音声と一緒に単語を声に出して、音声と同じ発音になるまで何度もくり返し練習しました。

このアプリは少し値段が高い(\2,900程)ですが、電波がなくても使えるので海外旅行に行った時に便利ですし、電子辞書を買うよりは手頃な値段なのでおすすめです。

③ ゆっくり丁寧に音読する

ネイティブのようなスピードで音読しようとすると、難しいですし、すぐにしんどくなって嫌になってしまうと思います。

慣れてくれば、ドンドン速いスピードで音読できるようになるので、まず慣れないうちはゆっくり丁寧に音読する事を心がけて下さい。

時間がかかっても構いません。たくさんの量ができなくても構いません。

この努力はいつか必ず実を結びますので、気長に、ゆっくり丁寧に音読して下さい。

④ 文の意味、文法、構造を把握

簡単な文章だと、すぐにスラスラ音読できますが、文の意味や構造がよく分からない難しい文章だとなかなかスムーズに音読することができません。

これは要するに、文の意味や構造がよくわかっていれば、スラスラ音読できるという事です。

なので、「これが主語で、これが動詞で…」とぼんやりでいいので文の構造や、意味を把握しながら音読してみて下さい。

そうする事で、英語の構造や言い回しも学べるので一石二鳥です。 ただし、これは少し難しいかもしれませんので、慣れてきてからでも構いません。

フレーズの音読

私は、家で英語の勉強をする時は、基本的に何でも音読していました。英語で日記を書く時も、書いた後に音読してみたり、リスニングの練習をする時も、最後に本文を見て聞き取れたか答え合わせしたあとに音読してみたりしていました。

基本的にはどんな勉強をしていても、ついでに音読の練習をすることができます。

ですが、何を音読すればいいかわからない場合もあるかもしれないので、1つおすすめの音読素材を紹介しておきます。

“Real 英会話” というアプリです。

このアプリでは、「久しぶり(Long time no see)」や、「やっぱり!(I knew it!)」など、英語ネイティブが良く使うフレーズを、クイズ形式で覚えることができます。

私は、家で勉強する時は、このアプリを音読しながら使っていました。

私が英語の勉強をはじめて間もない頃は、文章で会話する事が難しかったので、このアプリでフレーズをちょこっと覚えておくと、外国の人とも簡単な会話ができてとても便利でしたし、こういったフレーズはスピーキング力がある程度ついても使うので知っておくといいと思います。

「初級」「中級」「上級」に分かれているので、初心者以外の方にも役立つと思います。

ただ、こういったフレーズをがむしゃらに音読して暗記しても、生きた知識でないのですぐに忘れてしまいます。ですので、「口を英語に慣らす」くらいの気持ちで音読練習と思って取り組むくらいがいいと思います。

そして、覚えたフレーズは積極的に実際の会話で使ってみて下さい。そうする事で、記憶に残りやすくなり、使える英語になります。

このアプリでなくても、フレーズ集などのテキストを持っている場合は、そのテキストを音読してもいいです。

3.瞬間英作文

英語で自分の言いたいことを自由に話せるようになりたい場合、「瞬間英作文」は絶対におすすめです。 瞬間英作文とは、日本文を見て、スピーディーに英作文をする練習で、“どんどん話すための瞬間英作文” という本の著者が提唱している練習方法です。

私もこの “どんどん話すための瞬間英作文” という本で瞬間英作文の練習をしました。

続編の“スラスラ話すための瞬間英作文”という本もあります。

このテキストのレビューを読むと、とても良かったという人が多いのですが、中には「日常会話で使わない例文ばかりで意味がない」「この本の例文を覚えても意味がない」といったように、悪い評価をしている方もいらっしゃいます。

しかし、このテキストは例文を覚えるためのものではなく、瞬時に自分の言いたい事を英作文できるようになるためのものです。

中学レベルの文法で瞬時に英作文をすることを重視しているので、不自然だったり、英語ネイティブが使わないような例文が載っていることもあります。

英語ネイティブが使うような、自然な言い回しを覚えたいのであれば、英語のフレーズ集を覚えたり、実際の会話から、ネイティブが使っている表現を覚えるしかありません。しかし、 実際に英語ネイティブが使っている自然な表現を全て暗記することは不可能です。

ですので、まずはこの瞬間英作文の練習をして、多少不自然な英語でも、自分の言いたいことが自由に英語で言えるようになることをおすすめします。

そしてなにより、この瞬間英作文をすることによって、私はスピーキング力を劇的に向上させることができました。

私は主人と結婚してアメリカに移住してきたのですが、移住してはじめの1年間は全く英語が話せませんでした。スーパーで買い物をするものやっとでした。ですが、この瞬間英作文の練習をしてから、1ヶ月程で突然、お店や銀行、市役所などで、ちきんと会話ができるようになったのです。

それまでは、思いついた英単語をめちゃくちゃに発して会話していたのですが、この瞬間英作文のおかげで、自分の言いたいことを瞬時にきちんと文章で表現できるようになりました。

英語ネイティブにしてみれば、私の英語はまだまだ不自然でわかりにくいと思いますが、それでも皆、私の英語をきちんと理解してくれています。

私の場合、それまでに1年間、音読の練習や文法の勉強をしっかりしていたので、誰でも1ヶ月で急激にスピーキングが上達する訳ではないと思います。

ですが、毎日この「瞬間英作文」の練習をすれば、1ヶ月で絶対に成長を感じることができます。

ぜひ、試してみて下さい。

4.言い換え

英単語をあまり知らないと、英語を話しているときに、「これを言いたいけど英語で何というのかわからない」ということが良くあります。

ですが、工夫して言い方を変えれば、その英単語を知らなくても伝えることができます。

例えば、「彼らは一卵性の双子なの?」と聞きたい場合、identical twins(一卵性双生児)なんて単語を思い浮かぶ人はなかなかいないと思います。ですが、「Do they have the same DNA?(彼らは同じDNAを持っているの?)」と言えば伝わります。

gene(遺伝子)という単語がわからなくてもDNAならすぐに思い出せると思います。そうやって工夫をすれば、簡単な単語だけで、自分の言いたいことを表現することができるのです。

もう1つ例を挙げておくと、「無視しないで」と言いたい場合、ignore(無視する)という単語がわからなくても、「Please answer, when I talk to you.(私が話しかけたら答えて)」と、どうにか伝えることができます。

英単語を無理してがりがり暗記しなくても、こうやって工夫をすればある程度のことは英語で表現できるものです。

それに、こうやって工夫して表現した方が会話に面白みが出ることもあります。

一度、外国の友達がメールをくれた時に、とても変な文章が届いたことがありました。私はすぐに、それは「予測変換」による間違いで、本当に言いたいことが何だったのかもすぐにわかりました。

そして、その後すぐに友達が「ごめん、間違った」とメールをくれたので、私は「予測変換で間違ったのでしょ?」と言いたかったのですが、「予測変換」と言う英単語がわからず、「I know. Your iphone misunderstood, right?(わかってるよ。アイフォンが勘違いしたのでしょ?)」と送りました。

友達はその表現がとても気に入ったようで、「Lol(メールで使われる(笑)という意味)」と返してくれました。

言い換えは、練習をしてコツをつかめば、すぐにできるようになるのでぜひ試してみて下さい。

私は、“なんでも英語で言えちゃう本” と言う本でこの言い換えについて知り、少し意識するだけで、それなりに言い換えができるようになりました。

この本には、言い換えの練習問題も載っているので、言い換えについてもっと詳しく知って練習してみたい方は参考にして下さい。

5.英語でひとり事

日本にいても英語を話す機会は自分で作ることができます。ですが、毎日外国の人と英語で会話をするのはなかなか難しいと思います。

そんな時は、英語でひとり事を言ってみて下さい。

英語でひとり事を言うなんて、何だか照れくさいし、「本当にそんなことで英語が話せるようになると?」と不思議に思われるかもしれませんが、色んな方もおすすめしていて、私も実際にひとり事を言ってみて、スムーズに会話をしやすくなりました。

私がおすすめするひとり事は次の2つです。

・ 実際に英語を話した時に、言いたかったけど上手く英語で伝えられなかったこと
・ 自分が英語で話すと想定される内容のこと

上手く英語で伝えられなかったこと

私は、英語を話すことにまだそれほど慣れていない時に、街中で急に外国の人に道を聞かれたり、実際に外国の人と話したりした時に、上手く英語で伝えられないことがよくありました。

家に帰って後で落ち着いて考えると、「こう言えば良かったんだ!」とわかることが多く、悔しい思いをよくしました。

そんな時に私は、上手く言えなかったことを、1人で英語で言っていました。

はたから見るとすごく変な人だったと思いますが、絶対に効果があるので、恥ずかしがらずにやってみて下さい!

なぜなら、この時自分が上手く英語で言えなかったことは、また別の機会で英語で話す可能性のある内容だからです。ひとり事で練習しておくと、次の機会では、前よりも絶対に上手く話せるようになっています。

英語で話すことが想定される内容

あとは、あなたが英語で話すことが想定される内容をひとり事で言うのもおすすめです。それはあなたが、どのような環境で実際に英語を話すのかにもよります。

たとえば、あなたが住んでいる街に外国人の観光客が多く、英語で道を聞かれることが多いのであれば、道順の説明を英語で言ってみるといいです。外国人が良く行くスポットがあれば、そこに行くまでの道順や、バス・電車の乗り方などでも良いと思います。

国際交流の集まりに参加していて、文化の違いについて会話する機会があるなら、日本の文化や伝統について英語で言ってみるものいいです。

日本の文化や伝統については、外国の人と関わっていると話す機会が時々あるのですが、意外と自分でも日本のことがわかっていないので、日本のことを考える機会にもなっていいと思います。

他にも、いくつか例を挙げておきます。

・自分の趣味について
・自分の家族について
・自分の仕事や学生時代に勉強したこと
・自分が旅行でいった国について
・最近あった出来事で面白かったこと・興味深いこと
・今日あったこと(日記のような感じで)
・最近のニュースや社会問題について自分の意見(少しレベルが高いとは思います)

これは実際に私が英語で話すことが多い内容なので、人によってはあまり馴染みのない内容かもしれませんが、何をひとり事で言えばいいかわからない場合は、良ければ参考にして下さい。

最後に

以上、スピーキングの練習法5つと上達するコツを紹介しました。長々と書かせてもらいましたが、「とにかく英語を話す」これに尽きます。

今回紹介させてもらった練習法で、気に入ったものをどれか1つでもいいので、今すぐ挑戦してみて下さい。