こんにちは、Hanana(はなな)です。
私はアメリカ人と結婚して、アメリカに住んでいるのですが、つくづく「アメリカ人と日本人の性格って真逆だな」と感じることがあります。
アメリカ人の知り合いがいる人は、この性格の違いに戸惑ったことがあるのではないでしょうか? 私もアメリカに引っ越ししてすぐの頃は、よく戸惑いました。
ここでは、実際に色んなアメリカ人と関わって、私なりに思ったアメリカ人の性格をまとめてみました。
アメリカ人の知り合いがいて、性格の違いに戸惑っている方や、アメリカ人の性格に興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい。
性格は人それぞれ
アメリカに住んでいて、「アメリカ人と日本人では性格が全然違うな」と感じます。
日本人とは違う反応が返ってくることがよくあるので、戸惑うこともあります。
けど、当然ですが、性格は人それぞれ違います。なので「アメリカ人は皆こんな性格です」とは言い切れません。
「アメリカ人は日本人に比べてこんな人が多いなー」と感じたことを以下にまとめているので、ぜひ参考にして下さい。
アメリカ人の性格をざっくり言うと
ハリウッド映画などから、「アメリカ人の性格ってこんな感じかなー」と、皆さんだいたいイメージがあると思いますが、だいたいそれで間違いないです(笑)
ザックリいうと、こんな感じ。
・適当
・楽天的
・陽気で明るくフレンドリー
・はっきりものを言う
・謙遜しない
・あっさりしている
ただし、少し誤解されている部分もあるように思います。1つずつ、詳しく説明していきたいと思います
アメリカ人の性格➀ - 適当
まず、アメリカ人は適当な人が多いです。
アメリカ人のほとんが、けっこう適当です(笑)。 アメリカに住んでいると、日本人がいかにきっちりしているか思い知らされます。
例えば、お店で何か質問をしたとき、その人がアルバイトであまりよくわかっていない場合、日本なら店長や上の人に聞いてから答えると思います。でも、アメリカではアルバイトの人が、その場で適当に考えて適当に答えてしまいます。
私は、「その場で適当に作った答えじゃなくて、正確な情報が知りたいんですけど!」と、いつもイラっとしてしまいます。
そんな感じなので、同じお店でも、人によって言うことがしょっちゅう違います。
役所でも、人によって言うことが違うので、大事な手続きをしたいときはほんとにイライラします。
会社でも、何かわからないことがあったとき、上司に確認せず自分で判断してしまい、あとでやり直しってこともあるそうです。
あと、何でもあまり細かく計画しないで、行き当たりばったりなことが多いですね。(笑) それでも、ワタワタしつつも何とか上手くことをおさめるので、臨機応変に対応する能力はとても優れていると思います。
アメリカ人の性格② - 楽天的
もちろんそうでない人もいますが、アメリカ人は楽天的な人が多いです。
皆さんもご存知と思いますが、後先のことをあまり考えないので、カロリーの高いお菓子や、ハンバーガーをバグバグ食べて、肥満や病気になっている人が多いです。
それに、後先のことをあまり考えずにお金を使ってしまうので、お給料は2週間に1度出る会社が多いです。
あと悪いことが起きても、そこにはあまり焦点をあてず、いいことばかりに焦点をあてる傾向があります。
私の主人はよく財布やクレジットカードを落とすのですが、財布が見つかったら、財布を落としたことはすぐに忘れて、「財布が見つかって嬉しい」ことに全力で焦点をあてます…
「マイナスだったことが0」に戻っただけなのに、「0だったことがプラス」になったように喜びます。
「ちょっとは反省してよ!」と、腹が立つのですが、アメリカの教育では、失敗した時に怒ったり、失敗を反省させたりしないのだそうです。それで、楽天的な人が多いのかもしれませんね。
アメリカ人の性格③ - 陽気で明るくフレンドリー
そうでない人もいますが、アメリカ人は陽気で明るくフレンドリーな人が多いです。
レストランのウェイトレスさんや、スーパーのレジの人はもちろん、見ず知らずの人でも、何かあれば気軽に声をかけてくれます。
通りすがりの人でも、「その靴かっこいいね」などと言ってくれるし、主人はアニメが大好きで、よくドラゴンボールのTシャツを着ているのですが、通りすがりの人とよくドラゴンボールの話で盛り上がったりしています。
アメリカ人の性格④ - はっきりものを言う
日本人は、相手に遠慮してはっきりものを言わないことが多いですが、アメリカ人ははっきり言う人が多いです。
例えば、知り合いの家に呼ばれて「何飲みたい?」って聞かれたとき、日本人ならコーヒーが飲みたくても、「何でもいいです、お気遣いなく」なんて言うと思います。でもアメリカ人は、そうやって聞かれた場合は、はっきり自分の飲みたい物を言います。
厚かましいように思うかもしれませんが、そのほうが裏表がなくてわかりやすいので私は好きです。
ただし相手を傷つけるような場合は、アメリカ人でも、意外と言葉を濁します。
それを「White lie(白い嘘)」って言うそうです。
例えば、手作りのケーキをもらったけど、あまりおいしくなかった場合、「おいしくなかったよ」とは言わず「面白い味だったよ(That was interesting.)」と濁したり、友達が髪を切って変だなと思っていても、「悪くないよ」と言ったりします。
アメリカ人は何でもはっきり言いそうですが、案外周りに気を使っているんですね。
ただ日本人は、社交辞令で「またいつでも遊びにきてね」なんて言ったりしますが、アメリカ人はそういった社交辞令はあまり言いません。なので、基本的には言葉の通りに受け取って問題ないと思います。
アメリカ人の性格⑤ - 謙遜しない
日本人は、自分や家族を謙遜することが多いですが、アメリカ人で謙遜する人はあまりいないです。
「息子のこと誇りに思っています(I’m proud of my son.)」なんて堂々と言ったりするので、私は素敵だなあと思います。
あと嬉しかったことを、どんなことでも、誰にでも、嬉しそうに話す人が多いです。
日本だと、聞かれてもないのに嬉しかったことをべらべら話すと、自慢話のようで、聞いているほうは面白くないかもしれません。でもアメリカ人は、そんな話でもすごく嬉しそうに聞いてくれるので、何か温かくていいなあと思います。
アメリカ人の性格⑥ - あっさりしている
これはすでに説明した「アメリカ人ははっきりものを言う」っていうのに近いかもしれませんが、アメリカ人は裏表がないので、けっこうあっさりしています。
日本人だと、本音は出さずに裏でネチネチ陰口を言うことがありますが、そんなことがあまりありません。
ただ、仕事でプライドが傷ついた時とかに、ちょっと陰湿になってしまう人もいるようですが、日常生活でそんなことはないです。
あと、アメリカ人は何か悪いことをしても、あまりたくさん謝らないですね。
アメリカ人に謝りすぎるとちょっと変な雰囲気になってしまうので気をつけた方がいいと思います。
相手に悪いことをした場合、日本人だと気を使って何度も謝りますよね。私も、1度アメリカ人と一緒の時にお水をこぼして、テーブルを水びだしにしちゃったので、何度も何度も謝っていたら、「たいしたことじゃないし、もうそんなに謝らなくていいよ!」と、逆にちょっと怒られてしまいました。
その点、アメリカ人はあっさりしているなと思います。
アメリカ人の性格⑦ - 自分の非を認めない
日本人は、自分が悪いと思っていなくても、その場を丸くおさめるために、「すみません」っとけっこう簡単に謝る人が多いと思います。でもアメリカ人は、特に仕事で何か失敗したとき、自分の非をなかなか認めません。
自分の責任ではなく、誰か別の人や部署のせいにすることが多いです。
けど日常生活では、自分が悪いと思ったら、けっこうあっさり謝ってくれます。友達がアメリカ人に車をぶつけられたとき、謝らないだろうなあと思っていたけど、けっこうすんなり謝っていました。
アメリカでは仕事でミスをすると、場合によっては停職、ひどい場合はクビになることがざらにあります。
なので、仕事で何か不都合があった場合は、小さなことでもなかなか自分の非を認めず、誰かのせいにしてしまうのかなと思います。
おわりに
以上、アメリカに住んで思った、アメリカ人の性格をご紹介しました。
くり返しになりますが、性格は人それぞれです。「アメリカ人はこんな人が多いんだなー」くらいに思っていただけたらと思います。
アメリカ人の知り合いがいる方は、アメリカ人の一般的な性格にとらわれず、その人自身をしっかり理解してお付き合いいただくのが1番だと思います。
少しでも参考になれば嬉しいです。